こんちにちは、交通事故ナビの行政書士前田修児です。
約2年前平成21年春のことです。
長岡京市にお住まいの男性から相談を受けたことがありました。相談の内容は、「最初にかかった病院の先生とは相性が合わないため病院紹介をして欲しい。」というものでした。
しかし、長岡京市には提携医はおりません。代わりに京都市内の提携医を提案しました。最初はその提案に興味を示され前向きに検討されていたのですが、週数回の通院が、職場と反対方向ということもありあきらめざるを得ませんでした。
通院頻度を下げることは得策ではありません。交通事故の解決では、検査・診断の結果だけでなく、通院頻度を一定以上確保しておくことも重要です。
そこで、検査・診察は提携医に、普段の通院は最寄りの整骨院で、という形を目標にした依頼をお受けすることになりました。
はじめは整骨院は沢山あるので直ぐに見つかるだろう考えていました。しかし、意外にもこれが大変で、こころよく引き受けてくれる整骨院がなかなか見つかりません。整骨院と整形外科は一種のライバル関係にあり、やや立場の弱い整骨院は整形外科の批判をすることで患者の心を掴むことがおおく、共存共栄は簡単では状況がありました。そんな現場の事情を東寺は知らず、ご依頼を引き受けてしまったわけです。
しかし、諦めるわけにはいきません。患者さんのためになる形を快く受け入れてくれる整骨院はきっとあるはずです。そんな気持ちでとにかく沢山の整骨院に連絡をとりました。興味を示してくれた整骨院には足を運び、先生と話しをしました。しかし、なかなか見つかりません。もうないかも知れない、そんなふうに諦めかけたとき、ふと新聞広告に掲載された整骨院を見つけました。これでダメならもうあきらめようと思い連絡を取りました。
理解のある腕の良い柔道整復師との出会い
電話を掛けた瞬間から他の整骨院とは違うことが分かりました。話を聞く姿勢をもっているのです。そして、こちらの説明を理解するために細かな質問をなげかけてくるのです。自分のペースで一方的に話す人が多かったため、これにはかなり驚きました。
日を改めてお会いし、話し合いました。その結果、整形外科との共存共栄、役割分担について応じてもらうことができました。
うれしい誤算、相乗効果。
まずは手探りながらも関係がスタートしました。サポートしていた男性は、通院実績を整骨院で積み重ね、検査診察は提携のものとで進めて行きました。初めての試みであったので、医師と整骨院の役割分担が上手くいくよう何度も足を運んで調整を行う必要があり、その都度、言いにくいことを言わなければならなかった思い出があります。しかし、調整が上手くいきだすと、今度は相乗効果も生まれました。通常、整骨院は医師との交流がもてずにいるため、手の感触だけで患者さんの状態を把握しなければなりません。レントゲンさえ見る機会がもてないのです。そんな中、私がもたらす検査・診察結果がおおいに治療に役立ちました。特に、MRI検査の結果は役立ちました。それまでは、触れていいのか分からない、あるいは、どの程度の強さで施術してよいのかわからないときは思い切った治療ができずにいました。それが、MRI検査の結果と医師の診断が伴うことで不安をかかえず思い切った治療が行えるようになったのです。整骨院の先生は治療効果の増進で手応えを掴むことができました。
一方で、提携医にもメリットが生まれました。通常、医師の診察は3時間待ち3分診療と言われるように時間がかけられません。そのため、医師は短時間の診察でいかに患者さんに満足してもらえるのかを悩んでいます。そんな中、比較的時間をかけてじっくり治療を行う整骨院との連携はよい効果を生みました。検査・診察結果を私を経由し整骨院にもたらされることにより、正確な情報が患者さんに伝わるようになったのです。患者さんは体のことが理解でき、且つ、じっくりと治療を受けられるようになり満足度を高めることが出来るようになりました。
残った症状は後遺障害診断書に
治療は順調に進みましたが、一部だけ症状が残りました。保険会社からは打ち切りを言われていたタイミングだったので治療を終わらせ後遺障害診断書に進むことになりました。ここから先は私たちの専門領域です。症状と原因をそれまでの経緯から正確に把握できていたので、目標等級の設定をわけなく行う事ができました。そして、その等級につながるよう、必要な検査や医学的に妥当な解釈をとってもらえるよう医師に働きかけを行いました。働きかけといってもすでに難しい段階は乗り越えています。これまでの病院と整骨院の間にはって行ってきた調整作業によって双方から信頼を得ており、私が無理難題を押しつけないことは分かってもらえています。依頼をうけて始めて医師に接触を試みるわけではありません。依頼者にとって大きなメリットとなります。無事に理想的な後遺障害診断書ができあがり、申請を行いました。そして、順当に後遺障害等級が認定され無事に依頼を完了することができたのでした。
あれから約2年が経過
あれから病院と整骨院の先生と協議を重ね、トリニティープランを発足させることができました。トリニティープランは実際にあったご依頼から生まれたプランです。このご依頼には紆余曲折がありましたが、そこからよかった部分だけを取り上げたのがトリニティープランです。理想的な解決を期待される方にきっと役立つことと思います。
トリニティープランの具体的内容を以下をお確かめください。きっと、あなたの交通事故解決にメリットをもたらすものと信じています。